今回は「坂倉準三(さかくらじゅんぞう)」設計の建築を見ていきましょう。JR中央線、東京メトロ東西・有楽町・南北線「飯田橋」が最寄り駅で、東京都新宿区市谷船河原町の「アンスティチュ・フランセ東京(旧東京日仏学院):1951(昭和26)年築」です。
飯田橋駅西口の近くには東京都宅協さんがありますが、そちらには向かわず、外堀通りを市ヶ谷方面に5~6分行き、最初の信号を右に上がってすぐのところにあります。
建物は、斜面地を上手く利用した白基調の外観ですが、茶系のサッシュ枠やドア枠、ピロティ部分のアクセントカラーなど、色使いが巧みです。
坂倉準三は、フランスの大学でも建築を学び、ル・コルビュジエの事務所に5年ほど在籍していた建築家で、新宿西口広場・地下駐車場の設計者でもあります。