今回は、前回に引き続き、大阪発祥のスーパー・ゼネコン関連の建物です。御堂筋沿いで「本町」駅すぐのところに建つ「御堂ビルディング(竹中工務店)」です。
竹中工務店は1610年、名古屋で創業とありますので発祥地は厳密には名古屋ですが、本店を明治期に神戸、大正期に大阪に移していますので、大阪がメインと言えるでしょう。
建ててきたものを作品と呼んでおり、建築中心であるところ(土木の比重が低い)が他のスーパー・ゼネコンと大きく違います。
さて建物外観はシンプルそのものですが、数段下がっているエントランスは、結構新鮮な感覚でした。建物に関するギャラリーも兼ねており、建物(作品)に対するこだわりを感じます。建築年は1965(昭和40)年です。