今回は大正時代から戦前の昭和期の建築家「遠藤新(えんどうあらた)」設計の建築を見ていきましょう。東京都豊島区、「池袋」駅が最寄りの「自由学園明日館(みょうにちかん)、および明日館講堂」です。
明日館の設計は、かの「フランク・ロイド・ライト」で、弟子の遠藤新が自由学園の創設者に推薦したそうです。明日館講堂は、遠藤新の設計です。
見学当日は晴天でしたが、建物の屋根は日差しを遮るとともに、当たり前ですが雨水の侵入を防ぐ主要な部分です。雨に関連しますが、ものの本によると建築に詳しい方の見るポイントの一つとして、明日館の屋根(庇)の先端には、横樋が見えないように仕込まれていて、デザイン的な注目ポイントらしいです。