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建築散歩!No.25「和光ビル」~マスターと共に歩む、街歩きを兼ねた建築物の探訪~

建築散歩!No.25「和光ビル」

今回は第3世代といわれる建築家、「渡辺仁(わたなべじん)」設計の建築を見ていきましょう。東京・銀座4丁目角にある「和光ビル(旧服部時計店)」です。

前回取り上げた渡辺節が「西(関西)の節」、今回の渡辺仁が「東(関東)の仁」と当時、並び称されていたようです。

銀座に出かけられたり、メディアなどを通じて、建物は皆様よくご存じではないでしょうか。ネオルネサンス調のビルといわれています。

渡辺仁は、東京・上野の東京国立博物館本館、東京・日比谷の旧第一生命館・旧農林中央金庫ファサード保存で現DNタワー21)、横浜のホテルニューグランド、なども設計しており、歴史様式建築やアール・デコ調など、様々なデザインを使い分けている建築家らしいです。

建築散歩!No.25「和光ビル」
建築散歩!No.25「和光ビル」
建築散歩!No.25「和光ビル」
建築散歩!No.25「和光ビル」
建築散歩!No.25「和光ビル」
建築散歩!No.25「和光ビル」

建築散歩!No.25「和光ビル」

建築散歩!No.25「和光ビル」



建築散歩!No.24「綿業会館」~マスターと共に歩む、街歩きを兼ねた建築物の探訪~

建築散歩!No.24「綿業会館」

今回は第3世代といわれる建築家、「渡辺節(わたなべせつ)」設計の建築を見ていきましょう。大阪・船場にある「綿業会館」(大阪市中央区備後町)です。

近代大阪の発展の象徴である紡績業による栄華のシンボルといわれているらしいです。繁盛した繊維問屋さん達によりサロン文化が成り立っていたのでしょう。

建物外観は、窓周りのデザインが各階ごとに異なっており、見入ってしまいます。館内は見学できる日が決まっており、出張ついででは中々見学できずにいますが、贅沢な空間らしいので、是非一度見てみたい建物です。

渡辺節は、京都市下京区にある京都鉄道博物館扇形車庫(梅小路機関車庫)(重文)なども設計しています。

また、人を見る目があったようで、「村野藤吾」や「内藤多仲」(追って、取り上げる予定)を見出した方のようです。

建築散歩!No.24「綿業会館」
建築散歩!No.24「綿業会館」
建築散歩!No.24「綿業会館」
建築散歩!No.24「綿業会館」
建築散歩!No.24「綿業会館」
建築散歩!No.24「綿業会館」
建築散歩!No.24「綿業会館」
建築散歩!No.24「綿業会館」
建築散歩!No.24「綿業会館」
建築散歩!No.24「綿業会館」
建築散歩!No.24「綿業会館」

建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」~マスターと共に歩む、街歩きを兼ねた建築物の探訪~

建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」

引き続き、「岡田信一郎」設計の建築を見ていきましょう。今回は、東京都文京区音羽にある「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」です。

音羽の通りから西斜面を登り切った高台にあります。住所は音羽ですが、すぐ東隣りに広がる高台は「小日向」で、「春日」や「西片」などとともに文京区の閑静な高級住宅地として、よく知られているかと思います。

内外装とも手入れが行き届いており、個人宅の域を超えています。首相をやるような方のご自宅は来客も多く、それを想定した造りになっているようです。戦後の日本を此処で動かしていたのでしょう。

建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
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建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」
建築散歩!No.23「鳩山会館(旧鳩山一郎邸)」

 

建築散歩!No.22「明治生命館」~マスターと共に歩む、街歩きを兼ねた建築物の探訪~

建築散歩!No.22「明治生命館」

今回は第3世代の建築家といえる「岡田信一郎(おかだしんいちろう)」設計の建築を見ていきましょう。東京都千代田区丸の内の馬場先門前にある「明治生命館」です。アメリカン・ボザールともアメリカン・ルネサンスともいわれる様式です。

ご覧の通り、まさに様式建築のビルであり、重要文化財です。背後には、重文に適用される再開発の容積割り増し制度を活用した高層ビルが建っています。

当センターの相続対策専門士の講師や専門教育の講師を担っていただいている税理士法人UAPの「後宏治」先生の事務所もここにあります。中のエレベーターも趣がありますので、お近くに御用の方は寄ってみて下さい。

岡田信一郎」は、No.6で取り上げた「大阪市中央公会堂」の原案者でもあります。

yaf21.retpc.jp

 

建築散歩!No.22「明治生命館」
建築散歩!No.22「明治生命館」
建築散歩!No.22「明治生命館」
建築散歩!No.22「明治生命館」
建築散歩!No.22「明治生命館」
建築散歩!No.22「明治生命館」
建築散歩!No.22「明治生命館」
建築散歩!No.22「明治生命館」
建築散歩!No.22「明治生命館」
建築散歩!No.22「明治生命館」
建築散歩!No.22「明治生命館」
建築散歩!No.22「明治生命館」
建築散歩!No.22「明治生命館

 






建築散歩!No.21「日本工業俱楽部」~マスターと共に歩む、街歩きを兼ねた建築物の探訪~

建築散歩!No.21「日本工業俱楽部」

今回は第2世代の建築家といえる「横河民輔(よこがわたみすけ)」設計の建築を見ていきましょう。東京駅丸の内北口前にある「日本工業俱楽部会館旧館」です。

建物はセセッション様式とのことです。建物正面上部の男女の像は、男性がハンマーを、女性が糸巻きを手に持っており、戦前日本の主要産業である「石炭」と「紡績」を表現しているらしいです。

同会館は、国内のそうそうたる企業会員や個人会員による団体の会館であるため、内部は見学させてもらえませんでした。

30年位前にソニー勤務だった従兄が結婚式をここで挙げ、呼ばれて出席しており、一度中に入っているのですが、昔のことでもあり、当時まだあまり近代建築に意識が無かったため、残念ながら建物内部の記憶はなくコメントできません。

横河民輔」は、三井家と縁が深く、日本橋界隈での事務所ビルや現存する三越日本橋本店などを設計した建築家です。実業家・起業家としての才があったようで、横河工務所(建築設計事務所)以外に、横河電機株式会社や横河橋梁(現 株式会社横河ブリッジ)などを興しています。

 

建築散歩!No.21「日本工業俱楽部」
建築散歩!No.21「日本工業俱楽部」
建築散歩!No.21「日本工業俱楽部」
建築散歩!No.21「日本工業俱楽部」
建築散歩!No.21「日本工業俱楽部」
建築散歩!No.21「日本工業俱楽部」
建築散歩!No.21「日本工業俱楽部」
建築散歩!No.21「日本工業俱楽部」
建築散歩!No.21「日本工業俱楽部」
建築散歩!No.21「日本工業俱楽部」
建築散歩!No.21「日本工業俱楽部」

建築散歩!No.20「求道学舎」「鳳明館」~マスターと共に歩む、街歩きを兼ねた建築物の探訪~

建築散歩!No.20「求道学舎」

今回は第2世代の建築家といえる「武田五一(たけだごいち)」設計の建築を見ていきましょう。東京都文京区本郷の「求道学舎、求道会館」です。東大正門前から本郷通りを西に外れて少々入ったところにあります。

武田五一」は京都を中心に、前回の野口孫市と同様、主に関西で活躍した建築家です。英、独、仏への留学により、当時流行していたアール・ヌーボーや、セセッションを日本に伝えたといわれています。

「求道学舎」は、2008年、リノベーションにより日本建築学会賞に選ばれていますが、これを進めたのが、当センターにてエバリュエーション専門士の講師や専門教育の講師を担っていただいている㈱アークブレイン代表の「田村誠邦」先生です。

求道学舎は、コーポラティブ方式の区分所有集合住宅(敷地は定期借地権)であり私有地のため、立ち入りは出来ませんのでご注意下さい。詳細は、株式会社アークブレインのホームページをご参照下さい。

求道学舎リノベーション住宅 | 株式会社アークブレイン (abrain.co.jp)

「求道会館」については、写真の中に東京都の解説がありますので、ご参照ください。

同会館では、イベントや月に一度ほど公開日(原則、第4土曜日13:00~14:30)がありますので、内部をご覧になりたい方は事前に確認してください。

また、斜め前には木造建築の味わいのある旅館、鳳明館(森川別館)があります。本館、台町別館は、少し離れた菊坂下から少し上がったところにありますので、併せてご見学をどうぞ。

建築散歩!No.20「求道学舎」
建築散歩!No.20「求道学舎」
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建築散歩!No.20「求道学舎」
建築散歩!No.20「求道学舎」
建築散歩!No.20「求道学舎」
建築散歩!No.20「求道学舎」
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建築散歩!No.20「求道学舎」
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建築散歩!No.20「求道学舎」

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建築散歩!No.20「鳳明館」
建築散歩!No.20「鳳明館」
建築散歩!No.20「鳳明館」
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建築散歩!No.20「鳳明館」
建築散歩!No.20「鳳明館」
建築散歩!No.20「鳳明館」
建築散歩!No.20「鳳明館」
建築散歩!No.20「鳳明館」



建築散歩!No.19「大阪府立中之島図書館」~マスターと共に歩む、街歩きを兼ねた建築物の探訪~

建築散歩!No.19「大阪府立中之島図書館」

今回は、第2世代の建築家といえる「野口孫市(のぐちまごいち)」、「日高胖(ひだかゆたか)」設計の建築を見ていきましょう。大阪中之島の「大阪府中之島図書館」です。

野口孫市は住友家と縁が深く、住友関係の建物を多く設計しています。この図書館も元々は住友家の発注によって建築したものを寄付されたものらしいです。柱頭(キャピタル)はコリント式で、立派なペディメントの図柄は何でしょうか。中央ドーム下のホールと階段も、重厚感があって良い雰囲気です。

野口孫市は、アメリカに調査に出かけており、当時のアメリカの建築に強く影響を受けているそうです。

 

建築散歩!No.19「大阪府立中之島図書館」
建築散歩!No.19「大阪府立中之島図書館」
建築散歩!No.19「大阪府立中之島図書館」
建築散歩!No.19「大阪府立中之島図書館」
建築散歩!No.19「大阪府立中之島図書館」
建築散歩!No.19「大阪府立中之島図書館」
建築散歩!No.19「大阪府立中之島図書館」
建築散歩!No.19「大阪府立中之島図書館」

建築散歩!No.19「大阪府立中之島図書館」

建築散歩!No.19「大阪府中之島図書館」