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建築散歩!No.47「静岡新聞ビル」~マスターと共に歩む、街歩きを兼ねた建築物の探訪~

建築散歩!No.47「静岡新聞ビル」

今回も「丹下健三」設計の建築を見ていきましょう。JR、東京メトロ「新橋」が最寄り駅で、東京都中央区銀座8丁目の「静岡新聞ビル:1967(昭和42)年築」です。

新橋駅銀座口を出ると、東京高速の高架越しに見えます。高架(銀座ナイン)をくぐった先にあります。外堀通りの真向かいのビルはリクルートGINZA8ビルです。

当時主張されていたメタポリズム運動(建物も新陳代謝できる)を具現化したもので、中心の円筒形部分(ELVホール、階段室)にオフィスカプセル(スペース)が張り出す設計です。建物内部は、見学不可でした。

丹下健三の作品は全国に多数あります。広島県平和記念公園広島平和記念資料館など)、今治市庁舎、香川県庁舎、山梨文化会館等々です。地方に行く機会があれば、見てきたいと思います。

東京には、代々木体育館、駐日クウェート大使館、東京都庁舎、フジテレビ本社ビル等です。東京都庁舎がパリのノートルダム大聖堂からヒントを得ていたことは、2019年4月に同聖堂が火災で尖塔が焼けたときに知りました。知らないことばかりです。

建築散歩!No.47「静岡新聞ビル」
建築散歩!No.47「静岡新聞ビル」
建築散歩!No.47「静岡新聞ビル」
建築散歩!No.47「静岡新聞ビル」
建築散歩!No.47「静岡新聞ビル」
建築散歩!No.47「静岡新聞ビル」

建築散歩!No.47「静岡新聞ビル」

建築散歩!No.47「静岡新聞ビル」
建築散歩!No.47「静岡新聞ビル」
建築散歩!No.47「静岡新聞ビル」

建築散歩!No.46「東京カテドラル」~マスターと共に歩む、街歩きを兼ねた建築物の探訪~

建築散歩!No.46「東京カテドラル」

今回は「丹下健三(たんげけんぞう)」設計の建築を見ていきましょう。東京メトロ有楽町線護国寺」または「江戸川橋」が最寄り駅で、東京都文京区関口3丁目の「東京カテドラル(聖マリア大聖堂):1964(昭和39)年築」です。

文京区は坂が多いところですが、ここも高台にあり、いずれの駅からも登っていくことになります。椿山荘の目の前、目白通りの反対側にあります。

梅雨の中休みの晴天で、写真の通りキラキラ輝いていました。教会の建物ですが、歴史様式ではなく現代的な意匠です。真上からみると、建物の屋根部分が「十字架」のデザインとなっています。グーグルアースなどの航空写真で一度見てみて下さい。

建物内部は撮影不可ですが、自然光を取り入れた室内は荘厳な内装をより引き立てていました。

次回も丹下健三を取り上げますが、世界のタンゲとして著名な方ですので、その作品は皆様もご存じなものが多いと思います。私なりにこんな建築を手掛けていたのかと感じた作品を今回、次回で取り上げます。

建築散歩!No.46「東京カテドラル」
建築散歩!No.46「東京カテドラル」
建築散歩!No.46「東京カテドラル」
建築散歩!No.46「東京カテドラル」
建築散歩!No.46「東京カテドラル」
建築散歩!No.46「東京カテドラル」
建築散歩!No.46「東京カテドラル」
建築散歩!No.46「東京カテドラル」
建築散歩!No.46「東京カテドラル」
建築散歩!No.46「東京カテドラル」
建築散歩!No.46「東京カテドラル」

建築散歩!No.45「国際ビルヂング_帝国劇場」~マスターと共に歩む、街歩きを兼ねた建築物の探訪~

建築散歩!No.45「国際ビルヂング_帝国劇場」

今回は「谷口吉郎(たにぐちよしろう)」設計の建築を見ていきましょう。都営三田線「日比谷」または東京メトロ有楽町線「有楽町」が最寄り駅で、東京都千代田区丸の内3丁目の「国際ビルヂング_帝国劇場:1966(昭和41)年築」です。

皇居のお堀端にあり、No.22「明治生命館」は隣の隣の街区です。

劇場は東宝、オフィスは三菱地所の合同による建築で、設計も劇場は阿部事務所、オフィスは三菱地所、外観と劇場の内装を谷口吉郎が担っています。ここの色使いも赤褐色系と黒色系にシルバーを入れて周囲の建物とは違った印象の配色です。

三菱地所の発表によると、帝国劇場とともに再開発をするようで、2025(令和7)年をめどに一時休館をするらしいです。

同ビルには出光美術館も入っており、以前唐津焼の展示会の折に見学に行きました。

当日は、チケットがないので劇場内に入れませんでしたが、入り口周辺など若い女性(30才台位?)であふれていたので、何の公演かと案内版をみてみると堂本光一君が出演予定の公演でした。

出身は「金沢」の谷口吉郎ですが、東京工業大学で教鞭をとり、同大に関連の建物も設計しています。また、「東京国立近代美術館」(竹橋:北の丸公園)、「東京国立博物館東洋館」(上野公園)などの設計で知られていますが、学生時代、工場建築を研究しており、「秩父セメント第2工場」の設計でも知られているようです。

建築散歩!No.45「国際ビルヂング_帝国劇場」
建築散歩!No.45「国際ビルヂング_帝国劇場」
建築散歩!No.45「国際ビルヂング_帝国劇場」
建築散歩!No.45「国際ビルヂング_帝国劇場」
建築散歩!No.45「国際ビルヂング_帝国劇場」
建築散歩!No.45「国際ビルヂング_帝国劇場」
建築散歩!No.45「国際ビルヂング_帝国劇場」

建築散歩!No.44「アテネ・フランセ」~マスターと共に歩む、街歩きを兼ねた建築物の探訪~

建築散歩!No.44「アテネ・フランセ」

今回は「吉阪隆正(よしざかたかまさ)」設計の建築を見ていきましょう。東京メトロ丸ノ内線JR中央線御茶ノ水」または「水道橋」が最寄り駅で、東京都千代田区神田駿河台の「アテネ・フランセ:1962(昭和37)年築」です。

水道橋駅からのアプローチの方が若干近いのですが、やや昇りがきつく、御茶ノ水駅からの方が高低差は少ないです。JR中央線の南側線路沿いの道からちょっと南に入ったところにあります。

建物はご覧の通り、色使いが奇抜というか、あまりお目にかからない配色ですが、如何でしょうか。

吉阪隆正は、幼少期からスイスなどで育ち、大学で教鞭をとりつつ、一時ル・コルビュジエの事務所で働くなど、欧州にゆかりの深い建築家です。この色使いは、その影響があるのでしょうか。

建築を学ぶ学生にはよく知られていると聞く東京都八王子市下柚木(野猿街道野猿峠付近と言った方が通りが良いでしょうか)の大学セミナーハウスの設計者です。ピラミッドを逆さにしたような、四角錐(方錐)の尖がった部分を地中に突き刺したような形の建物です。

建築散歩!No.43「アンスティチュ・フランセ東京」~マスターと共に歩む、街歩きを兼ねた建築物の探訪~

建築散歩!No.43「アンスティチュ・フランセ東京」

今回は「坂倉準三(さかくらじゅんぞう)」設計の建築を見ていきましょう。JR中央線東京メトロ東西・有楽町・南北線飯田橋」が最寄り駅で、東京都新宿区市谷船河原町の「アンスティチュ・フランセ東京(旧東京日仏学院):1951(昭和26)年築」です。

飯田橋駅西口の近くには東京都宅協さんがありますが、そちらには向かわず、外堀通りを市ヶ谷方面に5~6分行き、最初の信号を右に上がってすぐのところにあります。

建物は、斜面地を上手く利用した白基調の外観ですが、茶系のサッシュ枠やドア枠、ピロティ部分のアクセントカラーなど、色使いが巧みです。

坂倉準三は、フランスの大学でも建築を学び、ル・コルビュジエの事務所に5年ほど在籍していた建築家で、新宿西口広場・地下駐車場の設計者でもあります。

建築散歩!No.42「NOAビル」~マスターと共に歩む、街歩きを兼ねた建築物の探訪~

建築散歩!No.42「NOAビル」

今回は「白井晟一(しらいせいいち)」設計の建築を見ていきましょう。東京メトロ日比谷線「神谷町」が最寄り駅で、東京都港区麻布台の「NOAビル:1974(昭和49)年築」です。

神谷町駅の近くにはFRKさんがありますが、そちらには向かわず、桜田通りを4~5分、南進すると外苑東通りがぶつかる「飯倉」の交差点に出ます。微妙な傾斜地にあるこの交差点に面してそびえています。東京タワーのすぐそばでもあります。

白井晟一は、哲学者や文学者との交流があり、独特な外観デザインとも相俟って孤高の建築家とよばれているらしいです。この建物も相当独創的な外観デザインと言えるでしょう。是非一度、眺めてみてください。

白井晟一の代表作ともいわれる長崎県佐世保親和銀行本店も相当独創的なようです。

建築散歩!No.42「NOAビル」
建築散歩!No.42「NOAビル」
建築散歩!No.42「NOAビル」
建築散歩!No.42「NOAビル」
建築散歩!No.42「NOAビル」
建築散歩!No.42「NOAビル」
建築散歩!No.42「NOAビル」
建築散歩!No.42「NOAビル」
建築散歩!No.42「NOAビル」
建築散歩!No.42「NOAビル」
建築散歩!No.42「NOAビル」

建築散歩!No.41「御堂ビルディング」~マスターと共に歩む、街歩きを兼ねた建築物の探訪~

建築散歩!No.41「御堂ビルディング」

今回は、前回に引き続き、大阪発祥のスーパー・ゼネコン関連の建物です。御堂筋沿いで「本町」駅すぐのところに建つ「御堂ビルディング(竹中工務店)」です。

竹中工務店は1610年、名古屋で創業とありますので発祥地は厳密には名古屋ですが、本店を明治期に神戸、大正期に大阪に移していますので、大阪がメインと言えるでしょう。

建ててきたものを作品と呼んでおり、建築中心であるところ(土木の比重が低い)が他のスーパー・ゼネコンと大きく違います。

さて建物外観はシンプルそのものですが、数段下がっているエントランスは、結構新鮮な感覚でした。建物に関するギャラリーも兼ねており、建物(作品)に対するこだわりを感じます。建築年は1965(昭和40)年です。

建築散歩!No.41「御堂ビルディング」
建築散歩!No.41「御堂ビルディング」
建築散歩!No.41「御堂ビルディング」
建築散歩!No.41「御堂ビルディング」
建築散歩!No.41「御堂ビルディング」
建築散歩!No.41「御堂ビルディング」
建築散歩!No.41「御堂ビルディング」
建築散歩!No.41「御堂ビルディング」

建築散歩!No.41「御堂ビルディング」

建築散歩!No.41「御堂ビルディング」