令和3年度不動産コンサルティング技能試験について

令和3年度不動産コンサルティング技能試験について

令和3年度不動産コンサルティング技能試験は、令和3年11月14日(例年通り、第二日曜日)に実施しました。

募集期間は7月20日より9月17日と、コロナウィルス・デルタ株による第5波の真只中でしたので、受験者数の減少が懸念されましたが、前年比1.7%減とわずかな減少で済み、安堵したところです。

試験の合格ラインは令和2年度の125点(200点満点中)から、今年度は110点とかなり下がりました。合格率は、初めて30%台の37.9%と過去29回の試験中、最も低い比率となりました。もっとも近年は40%台の合格率で推移してきております。(平成26年度より昨年度まで)今年度は新たに444名の合格者が誕生しました。

上記の要因は、「公認不動産コンサルティングマスター」のステイタスアップを目指し、問題の難易度を多少上げていることがその主なところです。特にここ数年で、午後の「記述式」試験問題の出題形式で採用していた「語群選択式」の問題を減少させてきております。今年度は必修科目「経済」で5問(5点分)のみとし、その他は全ての科目で、語句・数値記入、計算問題(数値記入)、短文記述形式を採用しています。この狙いは、知識として深く理解し、しっかりとアウトプットできることを求めているためです。原則、全文ひらがな解答や誤字脱字は不正解としています。

来年度以降もこの方針で問題を作成していく予定ですので、マスターの皆様の同僚、部下、知人で受験を予定されている方がいらっしゃいましたら、受験対策の一つとしてお伝えください。

パソコンの普及などにより手書きの機会が減る一方ですが、記述式試験は正確に書けるという確かな習得力が求められます。また、試験合格はスタートラインに立ったに過ぎず、継続学習や日々の不断の努力が不可欠であるともいえますが、「公認不動産コンサルティングマスター」が世の中に評価され、リスペクトされる資格となるべく、試験の難易度は維持していく予定です。

不動産コンサルティングの業務を行う上では、クライアントや一般消費者に対し、適切な提案ができ、クライアント等が最適な判断をできるよう助言、提案できなければなりません。業界を牽引して行って頂きたいマスターの皆様がリスペクトされるためにも「取得するのがそう簡単ではない」レベルの試験であるようにしていくつもりです。

不動産コンサルティング技能試験:受験者・合格者推移
不動産コンサルティング技能試験:平均点・合格点推移

ダウンロード:F21Web版用03_付表・合格基準等推移(グラフ)(PDF/191KB)

参考

令和3年度 不動産コンサルティング技能試験 合格発表(2022.01.14ニュースリリース)

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